審査について
キャッシングの審査
キャッシングの申し込みの際には、氏名・年齢・住居・家族構成・仕事・年収・金融他社利用状況など、あなたの個人情報を記入、もしくは入力します。その、申込み情報を元に、金融業者は個人信用情報機関のあなたの情報と照会し、審査を行います。
審査の結果がOKの場合、あなたに似た属性の人物の利用履歴、返済状況等を調べ、あなたへの融資の限度額、返済方式を決定します。利用限度額などは後の返済実績で、順次、改善されるので、その段階で低くても、気にすることはないようです。
また、審査時に重視される項目は、各金融会社で異なりますので、断定的には言えませんが、一般的には、年齢、職業、住居形態、電話番号などの属性や、他の金融機関での借入件数、返済実績や事故情報が重視されるといわれています。また、俗に「ブラックリストに載る」といわれる状態、つまり、個人情報機関に滞納や自己破産などの事故情報が残っている場合は評価はかなり厳しいものになります。
年齢・結婚・職業
借入れの契約が可能な年齢は、18歳としている会社もありますが、ほとんどの場合、20歳から上限は70歳前後です。
若すぎると収入も少ないだろうと予測でき、評価が低いのは見当がつきます。
そして、年齢が上がれば、ある程度の貯蓄があってもおかしくないのに借入が必要というのは問題ありと評価されてしまいます。そのため、キャッシングの審査で高評価な年齢は20後半〜30代と言われています。
また、独身と子もちの既婚者では評価が変わってきます。独身者は、その人の持つ可処分所得が、子もちの既婚者、よりも多いとみなされ、評価が高いのです。ある程度の年齢で既婚者のほうが社会的な信用は高いと思いますが、評価の対象は、社会的な信用度ではなく、返済能力の有無なのです。小遣いが多く、働き盛りの年齢が一番評価されるというわけです。
職業、会社については、安定収入のある職業、雇用形態が高評価のようです。例えば医者や弁護士、安定のある公務員や会社員は評価が高いです。たとえ高収入でも離職率が高かったり、不安定である自営業や自由業はその下にきます。主婦の場合は、配偶者の属性で判断されるなどします。
キャッシングの場合は、パート・アルバイトOKの会社が多いのでそんなに気にすることもないでしょう。勤続年数については最低1年以上あれば、マイナス評価は受けないでしょう。
家・電話:携帯電話と固定電話回線
申し込みの際、記入した住所から、マンションマンションかアパートか、分譲か、賃貸か、一軒家か、社宅か、など調べます。 当然、審査が通りやすいのは賃貸より持ち家ですが、官舎や社宅であれば、分譲されている公営住宅よりも評価は高いとされています。持ち家の場合、名義人や、その居住年数なども、評価対象になるようです。賃貸でも居住年数が長い方が高評価を受けます。
住居での審査のポイントは「連絡不能になる確率の低い人」であるといわれています。
電話番号ですが、ほとんどの人が携帯電話を持っている現代、審査の際、電話番号がないだけで、かなりマイナスの評価になります。ほとんどの場合、携帯電話があれば問題はありませんが、自分名義の固定電話回線を持っているに越したことはありません。固定電話は、加入権の購入や、設置のために必ず住所が必要になるため、信用性が高いのでしょう。